国家非常事態態勢らしいっす

新型インフルエンザにアドニーマハ(馬肉)が効くんですか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091104-00000778-reu-int

yahooニュースほとんど見てないので、昨日他の隊員に教えてもらって驚きました。
ロイターさんの記事のようですがソースの出どころを教えてもらいたいものです。

とりあえず、今日までモンゴル人から新型インフルには馬肉が良いから食べろと言われたことはないです。
馬肉も高騰してるのかな?
肉は基本、豚と鶏たまに牛しか買わないので、馬肉価格の推移が判らない・・・。

馬肉はさておき、新型インフルエンザ依然としてモンゴルで猛威をふるい続け、11月3日から教育大臣の「命令」で14日間の非常事態態勢が出ました。

そんな訳で↑の非常事態を踏まえてかJICAから緊急連絡がありました。
1.当分地方と首都を行き来する公共交通機関が止まります。(後で、明日から1週間と判明)
大使館からのメールだと
・長距離バス
・国内鉄道
・飛行機
は除くとなっているので頑張れば移動はできるのかな?

2.食料を備蓄して下さい。
1の公共交通機関が止まるせいか、市場でも営業しないお店が出てきているようで物資の流れが止まる可能性があるので2週間くらいの備蓄をしておけと。
地方は既に品薄傾向にあるとかないとか。

3つありましたが、最後のはあまり関係ないことなので割愛。

食料備蓄をと言われたので、学校帰りにお店に寄って約2週間分の食料買いだめしましたが、さすがにまだ普段通りの品揃えでした。
これが今後どうなることやら。

非常事態と言えども街は平穏そのものです。

それでは。また。

追伸
まさかモンゴルでまた非常事態に遭遇するとは夢にも思わなかった。

謎の建造物

2週間くらい前から事務所近くのタルバイ広場で巨大建造物が造られていました。


謎の巨大建造物(背面)

「この時期に作っているんだから屋内スケートリンク場に違いない」とか「政治の中核にある広場だから政治色の濃い建造物だろう」などなど何を作っているのか、勝手に隊員で盛り上がってましたが、本日何を作っていたのか判明。

世界に名だたる巨大ブランドLouis Vuittonが作ったものでした。
確かに半年前から、最近完成したモンゴルらしからぬ近代ビル(上記写真の奥に見えるビル)内にLouis Vuittonのオフィシャルショップが入ると言うのは知ってました。(巨大な看板でお知らせしてましたので)
が、何時になったら開店するのかと言う情報は全くもって知らず。やはりモンゴルにルイヴィが来ることはなくて、あれは盛大な偽ショップだろうなんて話も出てたのですが。

と言うことで、完成(間際?)の建造物をやや斜めから撮ってみた。

写真では見づらいかもしれませんが、白い壁にはルイヴィのブランドマークが光に反射して写ってます。
モンゴルの店舗オープニングセレモニーぐらい(失礼)でこんな巨大なものを1つ作ってしまうヴィトンさん。ハンパねえっす。
これが出来たと言うことは近々開店するのでしょう。
今度時間がある時に突撃レポートしてみたいと思います。

あっ、昨日・今日で同職種の居るバガノールへ学校見学に行ってきたんですが、その話は、また今度と言うことで(バガ隊員の方ごめんなさい)
あまりにもこっちの方が衝撃的でして、今日のエントリーを一発で乗っ取りました(笑。

それでは。また。

追伸
ルイヴィのオフィシャルサイト見たらありました。モンゴル店・・・。
http://www.louisvuitton.com/us/flash/index.jsp?direct1=home_entry_us
もうね。すごいねモンゴル。
ここ本当に協力隊が必要な国なのか。

ザスワルしすぎには要注意

コンピュータ隊員の宿命と言いますか何と言いますか。
パソコンが調子が悪い or 壊れたら大体、私のところに連絡が来ます。

※タイトルのザスワルとは日本語で修理です。

これは学校でも似たような感じです。
最近も学部長のノートパソコンを皮切りに、電気工学の教室にあるPCをメンテしたりと何やら来るときはがつんと修理の依頼が来るという感じになってます。
そんな感じで修理し続けることで妙な信頼?を勝ち取ってしまったせいか、本日ついに学校外の方からの依頼が舞い込んできました(笑
と言っても、先の学部長の友達だったんですけどね。
しかも、今日は色々と雑務に忙殺されて、夕方の6時前だったので今日はもう帰って明日の授業の準備は家でしようと思った矢先に学部長から
学部長「今から。友達の家に行くぞ」
わたし「へ。何で?」
学部長「例の友達が今日PC見てもらいたいそうだ」
わたし「・・・。」

まあ、何時も何時も真面目にお世話になっている人からのお願いなので、断ることもできるはずもなく行ってきました。

お友達は日本の車のパーツを販売されている方のようで日本製の機器が沢山ありました。
久しぶりに日本語に囲まれる環境は中々刺激的ですね。

問題のPCメンテはまあ、特に大きなトラブルも無く後はプリンターの動作確認すれば帰れるねと学部長と話してた矢先に、イベント神は私を見捨ててなかったみたいです(笑)
停電しました。
さすがに何時復旧するか不明だったので、プリンターはまた今度と言うことで帰宅。

今後も信頼を勝ち得てどんどん修理したくないなー(汗

それでは。また。

マスクマスク

特に何があったと言うわけでも無いんですが。
久しぶりのエントリーになってしまいました。

モンゴル最近は冬に向けて益々寒くなってきております。
そろそろ、ネメヘ(プラス)の生活とも来年の3月くらいまでサヨナラでしょうか(苦笑


今年もう何度目?の雪景色。

さてさて、そんな寒くなる中、モンゴルでも新型インフルエンザが猛威を振るっています。
湿気がなく乾燥している為、さらに最悪なことに物凄いペースで感染が広がっているようです。
協力隊を含め、知り合いの日本人は高確率で風邪を引いてます。

ちなみに、感染源は日本です。
現地の情報によると、日本在住のモンゴル人が帰国した際、ウィルスを持ち込んだらしいです。

インフルにかかった子が通っていた小中学校(モンゴルは9年制・11年制の学校が普通)1校が1週間の休校になり、人が集まるようなイベントも極力自粛するようにとのお達しが政府から出てます。

首都は冬になるとパールの無い家で暖を取るために石炭やら木屑やらを大量に燃やす為に空気が相当悪くなるので、マスクをしている人はいるのですが、インフルエンザの影響でマスクをして皆さん外出してます。

学校だけで言えば、8割くらいマスク着用をしているかな?という感じです。
マスクしてるんだ。凄いと思ったそこの皆さん、ちょっとお待ち下さい。
マスクはしているんですが、このマスク相当荒い作りのものです。
こちらで我々JICA関係者の健康に関して面倒を見ていただいている、健康管理員の方曰く、あれだと花粉症の花粉さえ防げないんじゃないかな?と言うことです。
きちんとした紙マスクもあるらしいですが、インフル騒動で在庫切れのようです。
しないよりはマシという感覚で先の粗いマスクに手を出しているのでしょう。

それでは。また。

日本各地で、まだまだ20℃越えのようですね。

※今回の内容はそんな暑苦しい日本の皆様をさらに暑苦しくするかもしれませんので覚悟を決めてからお読み下さい。

学校から家に戻ってくると部屋の中が蒸し暑いのでまさかと思ったら、パール(集中暖房)が入ったようです。15日くらいには入るようなことは大家さんから聞いてましたが、まさかその通りになるとはまったく信じてなかったのでそっちに驚きです。
モンゴルは昼間はまだ日が出ると暖かいですが朝晩は冷え込んでます。
先週、最低気温が−1℃を記録した日も既にあります(ちなみに、この日の最高気温は5℃くらい)

このパール以前にも紹介したと思いますが手動で管理できません。
国が一括で温水の量などを管理してます。
なので、ONになったら来年の5月くらいまではOFFにできません。
そして今現在は暑いのなんので難儀したあげく、窓全開とかものすごい非効率な感じですが、今後−30℃超えがあたりまえな真冬に間違えてOFFに出来たら間違いなく凍死するでしょうからね。

パールが入ったと言うことはもうモンゴルは短い秋と長い冬に入る準備が出来たということです。

それでは。また。

日本留学説明会

活動先が学校な為、たまに日本へ留学したいなんて話を学生から聞いたりします。
偶然、事務所からタイトルの説明会があるよと言う連絡を貰い、どんな学校が説明会に来ているのか興味があったので行ってきました。


会場で写真撮るの忘れたので、説明会のポスター

説明会の開始は13時から。
そんなに人は来ないだろうと思って30分遅れで会場に行ってみたら会場に入りきれないくらいの人・・・。
モンゴルでは依然、日本という名前のブランドは最高級なようです。
ちなみに、総人口が200万弱しか居ないのに日本語を勉強している人口は世界第4位らしいです。(一緒に説明会に行った日本語教育隊員に教えてもらいました)

なんとか会場入りしてみるとまだ開催セレモニーの最中だったらしく、10分程待っていたら説明会が始まりました。
モンゴル人が最初に向かう先はどんな専門の学校かと思いきや。

留学説明資料だけがある場所でした。

まあ、綺麗な紙を沢山使用してなおかつ綺麗な袋付きなら食い付きが違います。
1人で5セットくらい確保してる人がいたけれど、それは5人分必要だから?
ゴユな袋が欲しかっただけ?判断に迷う(笑

そうこうしているうちに、資料は30分くらいで完売御礼。


モンゴル人と死闘を繰り広げてGetしてない留学情報冊子(入り口で貰えたものです)
冊子内には各大学・専門学校の留学窓口一覧などが載っています。

説明会場に目を向けて見ると、モンゴル人が日本に留学する場合、日本語を半年から1年勉強してから各自の専攻したい学校に入るというスタンスが中心のようなので、やはり日本語学校など語学系の学校が中心に説明会に来ていたように思えます。
ちなみに、情報関係は専門学校が1校来ていました。

まあ、派手にポスターとかで綺麗にしたりディスプレイに凝っている説明ブースの人の入りが格段に違うのはいかにもモンゴルかなと思ってしまいました。(これは日本人も同じ?)

モンゴルでは経済的な面から、まだ留学は敷居の高いもの(日本へ私費留学の場合、年間200万円くらい)で裕福な家庭しか行けないのが現状ですが、1人でも多く留学できるように奨学金だとか国費留学の拡充をモンゴル政府に頑張ってもらいたいものです。
モンゴルも日本と同じで6月の総選挙で政権交代したしね。

それでは。また。

追伸

今回の内容とまったく関係ないのですが、先週末に日本から届いたカメラと一緒に同梱されていたものです。
総量8キロだそうです・・・。重えよ(笑

入学式 + α

昨日からモンゴルの学校は入学式+新年度に突入しました。

今年はさすがに去年のような「これなんて虐め」的なこともなく、会場の片隅で式を眺めることができましたが実はちょっとしたサプライズが・・・。

話は先週の金曜まで遡るのですが、学校で他の先生達と新年度を迎える準備(掃除なんですが)をしていたら突然、校長の秘書がやってきて「会議するから集まれ」とこれはいつものことなのでさして驚くこともなく、学部長の集まりだろうと思って一緒に掃除してた学部長が「行って来るわ」と一言。
10分後くらいに、またまた、秘書さん登場。今度は「先生全員会議するから集合ね」と。
その3分後、またまたまた(笑)、秘書さん登場。「先生全員だけじゃなくて学校関係者全員で会議するから集合!!」。
さすがにこれには、私だけじゃなくて一緒に居た先生全員が「何だ?」と驚いてました。
指定の教室で待っていると、教頭先生のような役職の先生が登場し話し始めましたが何やら興奮しているご様子、かなり早くまくしたててきて、モンゴル語が理解できない・・・(汗)
しかし、TVがTVがとしきりに言っているので、これは入学式に取材がくるのかな?と推測をしていたら横に日本語を話せる美容科の先生が座ってくれて。
「エルベク・ドルジが入学式に来るって言ってます」と教えてくれました。
エルベク・ドルジ?誰だっけと脳内で検索すると1名だけ有名人がヒット。
「大統領が来るの?」と美容科の先生に逆に聞くと。
「そうそう」と。

と言うわけで、うちの学校の入学式でモンゴル国大統領を超至近距離から拝見できました。

さすがに一国の大統領が来るだけあって当日の学校はかなりガードが固く、一般生徒は裏門からしか入れなくなってました。
学校内も大統領が式典会場までに通るであろう場所にはSPの方々が既にずらりと並んでます。
あっあと各TV局のクルーの方々も総勢で20〜30名くらい居ました。

でも一番驚いたのが、入学式開始の早さ(笑)
イベント開始がいつも2時間遅れは当たり前なのに、大統領が来ると言うだけで開始予定時間よりも10分以上早く開始しましたよ。
イベントごとには、いつも大統領が来れば良いのにと思ってしまったのは内緒です。

大統領が来ても入学式の内容は去年と特に変わらないところもモンゴルの凄いところ。
さすがに無いだろうと思ってた式典中のカラオケ今年もありました。
しかも大統領の席の真横でww(大統領もちょっとノリノリな感じ)
SPさん、そんな至近距離に誰とも判らない人を近寄らせて良いんでしすか??

そんなこんなで、本年最初のイベントは無事終了しました。
なんか去年との比較ができて面白いですね。
最近、「最初の1年を我慢すれば2年目は世界が広がって見えてくるからとにかく1年頑張ってみろ」と日本で出会った協力隊OBの言葉が判るようになってきました。

それでは。また。

追伸
どうでも良いんですが、本年度は前期も授業します。
WEBプログラミング入門を1クラス

Cを2クラス
・・・Cの経験無いって言ったのに去年。
忘れられたのねOTZ
(もう少し事前に相談してくれ・・・)
と言うことで、明日からさっそくCの授業です。
今から付け焼刃だけど調べられるだけ調べとこ・・・。