協力の難しさ

たまには活動してるらしき内容も書かないと。と言うことで。

実は今月の頭に、学校長が私を含むコンピュータ学科の先生を集めて、学校側から学校のHPの内容が古いから早く新しいものに変更しろとご叱責がありました。(省庁関係の機関から君の所のHPはダメだねぇ〜と言われたっぽい)
依然、社会主義時代の影響が残っているモンゴルでは教育機関は完全なトップ制度で上の言うことは絶対みたいなところをよく見受けます。
と言うことで、学校のトップからの指示ですので、いつもは時間にルーズなモンゴル人らしからぬほどスピーディに学科長を中心としたHPの再構築検討委員会(仮称)が発足しました。
WEBデザインを含めこういったHPの構築について知識を持っている先生が1人しかいない(私のCP)のでこの委員会に私も組み込まれました。

初会合で話を聞いていると、どうもこの委員会の実質的なリーダーを私がやって欲しいとかなんとかと学科長が言ってます。
要は日本の学校のHPの内容とかWEB技術を盛り込んだものに切り替えて欲しい(by学校長)かららしい。

2年後に私は日本に帰えると言う覆すことのできない事実がある訳で。
ここで私がリーダーやると2年後以降にまた同じような問題が起きた時に誰が中心になって対応していくのかと言う同じ問題に直面する可能性があること、HPの内容やデザイン・技術的な助言など必要なものは補助的な立場でもできると言うことを伝えてリーダーの話は無かったことにしてもらいました。

さて、この話を同じ学校にいる日本語隊員にしたところ
最初、自分がやって時期が来たら引き継ぐ方法もあるよねーと。

確かにその方法もありだと思います。
でも、個人的にはこのIT業界で同じ日本人に対しても上手く引き継ぎをできている現場を見たことがないので(場数が少ないだろと言う突っ込みがありそうですが)言葉がきちんと出来ない、文化の違いも理解しないといけないけど完全に理解できる訳でもないこの国で最初に私がリーダーやると絶対何処かで破たんすると思い上記のような断りをしたんですが。

モンゴルから見ればこんなへなちょこな私でもメルゲジリンバクシ(先生の上を行く専門職とでも言えば良いのかな?)と言われ、当然今回のような局面では活躍が求められる訳です。

ん〜波風立てずに上手く協力する方法はないものか。(あっ今回の件では特に気まずい状態にはなってませんので。悪しからず。)

と言うことで、真面目な話でした。

そんなこんなで、現在の目下の活動は日本の大学やらのHPからコンテンツ内容を洗い出してうちの学校に足りない内容を報告書として上に投げようと思いつつ、それだけだと味気ないので、新HPの簡単なサイトマップの案も一緒に出せばとりあえず活動してるっぽいかなと思って簡易サイトマップ(モンゴル語版)書き出してみた。
英語でもないからか、どうも物凄く違和感を感じたので思わず一部をハードコピーしてアップ。
PGとかSEでない方、意味わからなくてごめんなさい。

それでは。また。