Цагаан Сар(ツァガーンサル)前編

あけましておめでとうございます(笑)
今更、何を書いているんだと思われそうですが、モンゴル実は先週の25・26とЦагаан Сар(ツァガーンサル)
と言う、旧正月でした。
元旦の頃の記事で書いたと思いますが、モンゴルも中国とかと同じで旧正月でお祝いをします。

ただ、モンゴルの場合はこの旧正月の日付がチベット仏教の僧侶がこの日を正月とすると言う感じで
決めるようなので、毎回、旧正月の時期が変わると言った困った面もありますが・・・。
そして、今年は旧正月の時期を1月と2月でどっちでやるかで揉めたようで旧正月の時期がなかなか
決まらないと言うハプニングも。(巷でも1月派と2月派に分かれて討論してたみたい)
そんな感じで色々と情報が錯綜した時期もありましたが今年は2月の25.26が旧正月と決まり、26日が木曜と言うことで、翌日の金曜日も休みにすると言う大統領令(閣議決定)が旧正月の前週に出された為、5連休なんてモンゴルでは到底考えられないお休み週間になりました。

さて、モンゴルの旧正月はモンゴルの伝統衣装のデールを着て、料理とお酒を沢山食べて飲むと言うかなりヘビーなイベントだと言う風に先輩隊員から聞いていたのですが実際のところ。

首都ではそれほどデール人口は多くないようでちょっと残念でした。(何時もより外で見かける人数は多かったのですが)まあ、かくいう私もデールを着ていないので何なんですが。

そこまでお酒を飲まない方ばかりの自宅に招待して頂いたからかもしれませんが、お酒もそこまでは飲みませんでしたよ?既に酒量の基準値が崩壊しているのかもしれませんが(笑)

料理だけは、旧正月の時期は『お腹がふくれる程料理を食べても、次の日には同じくらい食べれるから料理をどんどん食べろ』と言う昔からの言い伝えか何かがあるそうで、大量に食べました。

ちなみにツァガーンサルで一番食べるのはこれ。

Бууз(ボーズ)と呼ばれる蒸餃子?みたいなものです。
これを食べないことにはツァガーンサルを迎えた気にならないそうです。
ちなみに、上の写真のボーズは全部で700個あるそうです。

あとはこれも当然食べましたよ。

羊ですね。個人差があるので、まったく食べれないと言う人もいますが、日本と違ってこっちの羊肉は本当に旨いです。

最近は市場とかでも買っているようですが、これらの料理は全て家庭で準備するのが慣わしらしいです。
ツァガーンサルの時期になったら準備で忙しくて仕事にならないって言うのが良く判りました。
こんな量を手作りしてたら時間足りないわ。

さて、他にも旧正月絡みのことが色々あるんですが、今回は長くなりそうなので分割してます。

それでは。またЦагаан Сар(ツァガーンサル)後編で。